Shiroの見た外の世界

気まぐれに撮り溜めた写真を備忘録として整理しています。 その中から海外で撮った食と風物の絵風景を披露させて頂きます。 とは言え中国に偏ってしまいました。 よろしかったら立ち寄ってみて下さい。

三国志の町 中国シャンファン(襄樊)

三国志の町 シャンファン(襄樊)というところ


足止め生活から、遠くを想う。

湖北省と聞くと最近は、「武漢」を連想してしまうかもしれない。
そこから北方面に行くと、三国志の部隊のひとつ「赤壁」がある。


映画では「Red Cliff」で親しまれている。
その近傍に「シャンヤン(襄陽)」という町がある。
シャンファン(襄樊)市から2012年に改名された。


「シャン」も「ファン」も難しい字なので印象に強い場所だ。、襄陽、


未だに「中世」かと思えるような街並みを残している。ここ1,2年はどうか
しらないが、コンビニエンスストアがなかった。


Shiroはこの町が好きだ。
戦国ではなく平和な時代の古き景色とスローライフを残した街だからである。
また、こじんまりしているがお城(樊城)がある。このお城を中心に街が広がっている。
この町の郊外の山の中に、諸葛孔明が青年時代に過ごした場所(『古隆中』と呼ばれる)がある。
庵のあるこの場所は今は地味な観光名所となっている。 
まさに、三顧の礼の舞台となった場所である
蜀漢(今の四川省成都市を中心とする一帯)を建国した「劉備」親分が諸葛孔明を軍師
として迎えるために、大将自らが、遠くからわざわざ足を運んで懇願したという。
それも一回ではなく、三回も足を運んだのだ。


そんな魅力のある人物になりたいもんだ。


なんで、ここにShiroは足を運んだのか?
仕事のパートナー会社の本社があるからだった。


ここの町のラーメンが美味しい。


麺にしこしこ感がある。
朝、このラーメンに「白酒」を少し食えて食べるのが土地の習慣だとか。
ニンニクをカジリながら食べると、なかなかのものである。


また、町を流れる大河を縦断する会があって、朝夕縦断しているという。
パートナー会社にも「この縦断泳ぎ」に熱を上げている人間がいる。
三国志ストーリーを語らせたら、延々と続く。


また、どこにもつわものがいるもんだ。(城壁の斜めスロープを歩く青年たち)

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