Shiroの見た外の世界

気まぐれに撮り溜めた写真を備忘録として整理しています。 その中から海外で撮った食と風物の絵風景を披露させて頂きます。 とは言え中国に偏ってしまいました。 よろしかったら立ち寄ってみて下さい。

家はガラン、静まり返ってしまった


三世が帰って行ってしまった。
数日一緒にいた。
先週の日曜日生後7ヶ月を迎えた。
Shiroにとっては動くおもちゃだ。

おもちゃと違う一番の点は思うように動かないことだ。
それでも一向に構わない。
三世は王子様、Shiroはしもべ。


最近は一人遊びの時間が多くなった。
とはいえ、
誰の姿も顔も見えないと、声を上げて誰か来て僕と遊んでくれと言わんばかりに声を上げて自己PRをする。
近寄れば にんまり笑顔、目と目が合えばにんまり笑顔。


独り遊びに飽きると「だっこ」をPRする。
Shiroが甘やかしの習慣を復活させてしまったらしく、帰る前日はこんなことがあった。
甘やかしてはダメ、と言われるから、ほおっておくと、「だっこ」PRのプロモーションが数秒単位で右方上がりになって、哀願の悲しみというよりは、泣き叫ぶような悲しみは周りの者を悲しくさせるさせるほどに本格的になった。
そこで抱き上げると、「やったぜ
」と言わんばかりに、にんまり笑顔になった。
娘のせりふ:
「君、迫真の演技だったね」 
そして「おじいちゃんは、甘いんだから」
加えて「わたしの時にはそんなに面倒みなかったのに、孫にはやさしいねえ」


おりしも
『徹子の部屋』に 具志堅用高氏が出ていた。
「お孫さんにボクシングをやらせますか」と聞かれた具志堅用高氏の二つ返事、
「やらせません」「殴られる姿はたとえ一度でも見たくありません」と。


Shiroも全く同じ気持ちだ。


数日間いろんな顔を見た。
体力に自信のあったShiroも朝から晩まで、動きまわる三世には脱帽だ。


賑やかだった数日もアッという間に過ぎ去った。
オリンピックも終わった。
しばらく猛暑も凪になった。


家は静まり返った。
動くおもちゃが居なくなってしまった。


今度はいつくるのかな、とまたカレンダーが気になる。

~以上

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