Shiroの見た外の世界

気まぐれに撮り溜めた写真を備忘録として整理しています。 その中から海外で撮った食と風物の絵風景を披露させて頂きます。 とは言え中国に偏ってしまいました。 よろしかったら立ち寄ってみて下さい。

たわいもない昔のはなし

松本の4月1日は、冬でした。


松本は、とんでもなく寒いところです。
朝起きると、周りの里山は白い噴霧液をかぶったように
雪景色でした。
姉夫妻と食事をしているとき、こんな会話をしました。
Shiro、姉夫妻ともに70代です。


石油やガソリンから、あれもこれも値上がりして大変な時代になった(Shiro)。
わたしたちは、それほど大変じゃないわよ、前の生活に帰るだけよ。生まれながらにして耐乏生活をしてきたから、貴方だってそうでしょ(姉)。


そうだね、テレビや洗濯機、冷蔵庫なんて家電はないし、寒い冬場でもボロ屋で風通しはいいのに、炭こたつしかない、夏はクーラーなんかないから、うちわと扇風機で暑さを耐える。
食は、信州だから魚はめったに食べられなかった。ましてタラバガニなんか食べたこともなかった。豆類や漬物や干物をいろいろにアレンジして常食のおかずにする。畑や野山でとれる食材がごちそうだ。これに、お米と麦があれば充分。
ごはんにマヨネーズをかけて食べるなんてこと、よくあった。


すると、兄が、ごはんにマヨネーズが最低食だとしたら、そりゃあ幸せだよ、俺なんか粟なんてしょっちゅうだった、と。


平和で穏やかで、自然の草花を愛でることができれば幸せなことだ。
自然は、あまり人間がいじめなければ、四季とともに季節の花をもって巡って来てくれる。貧しくてもいい、健康であって、平和でありさいすれば自然の美を楽しむことができる。

~以上
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