Shiroの見た外の世界

気まぐれに撮り溜めた写真を備忘録として整理しています。 その中から海外で撮った食と風物の絵風景を披露させて頂きます。 とは言え中国に偏ってしまいました。 よろしかったら立ち寄ってみて下さい。

異論あり『持続化給付金』の入札

在宅で、昼間の各TV局で報道される世間の「理不尽」に続いて、国会中継を垣間見ると
この国の不合理と愚かさの極みに不快感が増す。それを一つひとつ取り上げていると
際限がない。


政権の発言は言語明瞭内容不明瞭があまりに多い。
世の中、これをみているから皆しゃべりは『明瞭』に聞こえる。
しかし、おかしなことが多い。
世間が、こういうことに甘い。言語不明瞭でも、真実があり、意味があり、心に響く
ものであればその方が良い。


なかでも、『持続化給付金』の民間委託のあり方=入札方法は、適性ではない。
この議論で、この中味そのものの「違和感」だけでなく、TVのコメンテーターの
言い方がいつもと異なる。


異なること=悪いこと、ではない、が基本的な知識が欠けている者たち、
の集団で「語り」をやっているからだと、Shiroは痛感する。


素人でも、ほとんどの分野のことが「常識」で理解でき、討論は出来る。
しかし、見落とす分野も、この国にはある。
軽い分野に極端に発展し、労働人口、とりわけTV等に出てくる紳士淑女等は、ほとんどが
きれいな格好をした分野のひとばかり。
重工業などの出身者はまずいない。しかし、世の中は、依然としてこれ(重い仕事)で回っている。
物理(体、もの)空間の中で生命を営む人間の世界は、この”もの”が前提になる。
ITではない。飲食だけではない。芸能文芸だけではない。お国を回す、底力の産業
=ものづくりがないと(特許やノウハウだけでは社会はなりたない)様々な産業が回らない。
ちゃんとした人は、今現代いないのかい?
現場を、社会を本当に引っ張できたおじさんおばさん
たちは?
飾りものは、いざという時役に立たん。
北島三郎さんだって、演歌にポット現れたんじゃない、
声楽(オペラ)も学んだ、田端義男氏(故人)も.独学
で、トレモロを学び歌謡界に、初めて震える歌い方を導入した。


🔹🔹今日の本題
お国の仕事に参加できるのは、お国が決める会社組織の参加資格が厳格に決められて
いる。ランクはA,B、C・・・ランクである
基本、国の仕事は「Aランク」企業に限られ、その他は、基本(*)入札資格なし。
*日本に、該当する技術がない、などの例外
   事情は別


■それなのに、なぜ 
Cランクの「サービスデザイン推進協議会」が落札したのか。
■なぜ、再委託なのか、電通が国との契約者になる、これが議論の余地なく
 契約の合理性を満たすのに、契約を複数行うのか。


入札の「非合理性」と行政ルールの違反ではないか。
それが通るなら、全国に、その旨を告知し、必要な善後策を含めて
説明する必要がある。  


中味の問題は別の話である。
民間企業の国家プロジェクトの入札に関する、国家行政の規則として、我々は、
今まで何故 資格云々と煩く言われ、入札参加是非が判別されてきたのか。


それとも、
報道等にある A,B、Cという等級等は、Shiroの言うものと異なるのか。
そうであれば、ちゃんとに情報が識別認識できるように言わないといけない、
報道しないといけない。


昨日(6月10日)のひるおび番組で:
田崎さんは、電通の記者会見を聞いている限り、説明に納得感あり、不正は無さそう
という主旨の発言
八代氏も、田崎氏ほどではないが、問題視するほどの意見ではなかった。


🔶🔶お二人ともに欠落している視点🔶🔶
1、 入札規則および手続きの瑕疵の有無
2、 責任能力の視点(業務遂行能力と法的責任能力)
3、 経済合理性
『委託』を繰り返すことの「業務遂行能力・効率の減」「監督監理能力の低下」 
「不正の排除能力の低下」それに「コスト高」=組織が増えると管理費が嵩む
世界古今東西の不変原理 
(支出証明文書等の証憑による会計報告にもとづく監査の曖昧性の視点も含めて)
*支出の都度予算を吟味するから(?)、国民の税金を不正使用・無駄遣するなどの問題
 にはなりにくい、という論拠だけを 田崎、八代両氏は一生けん命語っていた。


Shiroも何度となく、霞が関にこの資格審査のため、足を運び、国家入札案件で
汗を流した。
中国の案件でも、ずっとまさにこういう「入札」で汗を流している。
まさに、40年以上もやっている。


お国の入札資格に関する用語の、固有名詞呼称は省略した。頭が痛くなったりして
記事が灰色になってしまうから。


×

非ログインユーザーとして返信する