パラリンピックの開会式に再びブルーインパルスが空を舞う。

その予行演習が今日22日の日曜日14時前後に行われた。
ブルーインパルスが、14時前後に練馬の上空を通過する、と言われていた（メデイア情報）。
航空自衛隊「入間基地」を出て都心で旋回をして入間に戻る。

緑地公園に一目みたいと思う人達が三々五々14時を意識して集まってきた。すでに木陰に座っている家族も居た。
Shiroより後に来たおばさんが声をかけてきた。
「インパルスですか」
と笑顔がいい。彼女は緑地の中央部へ進む。
すると、周りの大勢がおばさんの声に気配を感じて中央部へ進む。
しばらくすると、彼女はShiroの方へ戻り寄り
「もう入間を出たって！」
と言う。

集まっているひとたちは、入間方面の方角を仰ぎ見る。

なかなか姿もみえず、音も聞こえない。
入間から練馬は数分の距離、練馬から都心までも数分、あっと言う間の出来事だ。
数分たっても空に何も見えない。
ややあきらめの雰囲気が漂った１、２分後、公園の南上、空高くに東の方から西に向かって右向きやじるし（→）のように隊列が見えた。音はほとんど聞こえない。
６、７機見えた。お務めを終えて帰ってきたのだ。
やや隊列に遅れた一機が公園の上で灰色の煙を出した。

Shiroは写真を撮ったが高い空、速い、光線などで映像にその姿は見えない。

空の中に、数機が映っている。

ブルーインパルスがよく見えた、見えないという気もちから離れて、共感し合う人のぬくもり、市井の人情味を感じて温かい気持ちになった。

戦闘員が銃をもって市中に隊列を組んで現れる国でなくてよかった、とShiroは思う。

☘～以上