ローマのこと
同じ年70才の、職場の親しい仲間に拙著をあげた。
◆彼は、見た目も気もちも若い。
海外出張しても、現地の『健康に良いと言われるもの』はかならず手に入れて帰ってくる。
例えば「冬虫草」など。
◆メモ魔でもある。そしてそれをジャンル別に整理して保管していて、都度ブラッシュアップしたり、更新したりしている。
例えば『銀座のクラブ、その遊び方―初級から有段者まで』社会人になったころから、今までの経験をもとにメモをつけて整理しているから可笑しい。
◆着想は、電車の中やバスタブに浸かっているときだと言う。
Shiroは風呂を洗っているとき。
メモを書くときは彼もShiroも同じ「通勤電車のなか」
彼の読後感想
「ー記憶なのか、想像(創造)なのか、いずれにせよ、描写が映像みたい。
ー現実を見るような詳しい景色表現、ローマの土地勘とストーリーの組み立てはまさに当事者でなければ書けないと思った。
ー似顔絵がその人以上であるように、イタリアとローマの雰囲気を克明に表しているその表現がイタリアの香りとローマの画像イメージを豊かにさせる。
ーしかも映像や絵でなく文字がそうさせていることが殊勝。
我々と同じように残業し、世界の僻地に出張している仲間の、この分野素人の毎日満員電車通勤おじさんが、こういうことをするところがうれしい。
肩書きにもの言わせて記録物や申請書等に名を連ねるおじさんたちじゃこういうものは書けない。実際に功を献したかそうでないかすぐばれる、ということも改めて実感した。
ここに登場する山辺とは、新井さんっでしょ?」
=+=+=+
#ローマ #イタリア