Shiroの見た外の世界

気まぐれに撮り溜めた写真を備忘録として整理しています。 その中から海外で撮った食と風物の絵風景を披露させて頂きます。 とは言え中国に偏ってしまいました。 よろしかったら立ち寄ってみて下さい。

五輪開会式、 冗長に過ぎて「労苦」が報われない

選手村(後景)
組織委員会持ち分と思われる「企画演興」は無しでもよかったですね。
とにかく「長かった」。これに尽きます。
良い部分を「興ざめ」にさせてしまった、のは残念至極。
逆境連鎖にもかかわたず、皆、せっかく頑張ったのに。

豪州


置かれたTPOを考えるとなおさらです。
あの「映像」中心の企画、広告会社趣味の撮影グループの出現シーンであるならば、
アニメと映像技術を得意とする「これぞ日本の真骨頂」の優れたパーフォーマンスができたはずです。

インド


現実は悪いところばかりが、つながってしまった、というのがshiroの率直な印象です。

ただでさえも、無機質な画像対象「年季の紙、機械のキーボタン、文字絵……」なのに、
画像がよくない、色づかいがくすんで、沈んでいるから、訴えるように目に、脳裏に目覚めるように響かない。画像処理など、日本のお家芸のはずですが。こう見えたのは、shiroのTV画面が原因でしょうか、経年効果でしょうか。

ロシア


プログラム運びの観点からも、損な運びでした。
選手入場前

ぐっと」観客の「」をつかむべきパート。
 まるで芳しくありませんでした。最初だからまだ、観客も気力・  

 体力はあります。
 100歩譲って、もここまでは我慢できます。
選手入場

 演出の付加価値を加えずとも、十分見ごたえがあります。
 ただ、2時間余りは相当の時間なので、次のパートに、長丁場の 

 後であることを配慮することが肝要となります。


選手入場後
 それなりの盛り上がりが芽生えた後です。
  一気にエンデイングにもって行くべきパートです。
 ところが、入場前の「退屈」ともいえる演興の続きがあれこれ 
 繰り返されてしまいました。
 加えて「長いスピーチ」が続きました。
 縷々述べなくても、あの骨子は既に承知していることです。
それに「開会宣言」のおことばの後も「演興」が続きました。

中国


それだけではありません。
天皇がお立ちになったのに、いや、開会宣言の時と承知しながらも、天皇のお起立に促されて「重い腰」を挙げるような無礼なふるまい、が見受けられました。首相、都知事ともに。


これは極めてまずい。


まだあります。
バッハ会長、首相、都知事 同じ横並びの席に、まして 一定の空間を保たずに天皇にご臨席していただくこと、に大変違和感がありました。


豪州


まだあります。
長時間、天皇にお待たせし、都合4時間あのような形で、ご同席いただいたことはこころ苦しい、と思いました。


「演興」の内容については、多言を控えますが、
shiroには、心が躍るものはほとんどありませんでした。
むしろ、まさに「冗長」「ステレオタイプ」、もっと,もっと、もっと「新規性」のあるものにしてほしかった。どこかですでにみたことのあるものの二番煎じか、と錯覚するような思いを何度もしました。
それに、個人の顔が目立ってしまい、興ざめ感があり過ぎました。
IOCー世界版の五輪に、日本のタレントが、リードパートに目立って見えるのはいかがなものか、と。

インド


まだあります。
全体に「理屈っぽかった」。理屈があってもいい、自然に理屈がついてくれば。

中国


まだあります。
NHKの解説者2人が主人公みたいな。
shiroにとって、
組織委員会の企画パーフォーマンスで完結したもの、をNHKの解説者2人が、また脚色してしまった、
そんな仕上がりの4時間開会式に
映りました。




良い部分もあったのに、興ざめ
そして、開会式の「訴えるメッセージ」よく肚に落ちていません。


~★以上★~

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